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予防接種

予防接種をご希望の患者様へ

予防接種は、完全予約制です。
インターネットにて、ご予約をお取りください

  • はじめに予防接種履歴をご登録ください。それにより、年齢や接種期間を自動的に計算し、接種可能なワクチンが選択できるようになります。↓↓↓

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  • 八王子市・ 町田市・日野市・多摩市・稲城市に、住民登録のあるお子様は、特別な手続きを行うことなく、無料で定期予防接種を受けることができます。上記以外の方は、あらかじめ、自治体にご連絡し、手続きをしてから接種可能となりますのでご注意ください。

予約当日について

  • 母子手帳を必ずご持参ください。
    母子手帳の確認をしないと、予防接種を行うことができない取り決めになっています。お忘れの場合は接種できません。
  • 予約時間の10分前までにお越しください。
    母子手帳の確認や問診票の記入などにお時間がかかります。
  • 前日、当日のキャンセルは、直接お電話にてご連絡をお願いいたします。

当日の流れ

受付後、体温を測定してください。一緒に診察をご希望の方はお伝えください。

「予診票」の記入がまだの方はご記入下さい。(あらかじめ予診票を取りに来て頂き、ご自宅で記入して持参して頂くと院内での滞在時間が短縮になります)
母子手帳を確認し、接種漏れがある場合はご案内します。

予防接種ができるかどうか、医師が「予診票」の確認と診察を行います。注意すべき副反応を説明します。

ワクチンを用意し「ワクチン名、有効年月日、接種量」を医師と看護師が確認します。
同時接種の場合、混在しないよう1つのトレイに1つのワクチンを準備します。

接種前に保護者と医師で「ワクチン名、有効年月日」を確認します。

赤ちゃんの場合、動かないような抱き方を説明します。
同時接種の場合は、1種類ずつ接種していきます。

接種後、次回接種するワクチンの種類と日程をご案内致します。

接種後30分間は、様子が変わりないか観察してください。
接種当日は激しい運動は控えてください。
入浴は差し支えありませんが、接種した部位をこすらないよう注意しましょう。

 

当院で接種可能な予防接種

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

定期接種
任意接種
大人の予防接種

 

定期接種

ヒブワクチン

<標準的なスケジュール>

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<公費対象年齢>
2ヶ月~4才11ヶ月(2ヶ月の誕生日前日から5才の誕生日の前日まで)

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ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(ヒブ)は、インフルエンザウィルスではありません。重い細菌性髄膜炎を起こす細菌の1つです。
ヒブワクチンは肺炎球菌ワクチンと合わせて、細菌性髄膜炎の8~9割を予防することができます。
細菌性髄膜炎は0才の赤ちゃんがかかりやすいため、2ヶ月をすぎたら、なるべく早く接種することが望ましいです。

小児用肺炎球菌ワクチン

<標準的なスケジュール>

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<公費対象年齢>
2ヶ月~4才11ヶ月まで(2ヶ月誕生日前日~5才誕生日前日まで)

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肺炎だけでなく、細菌性髄膜炎や中耳炎の原因にもなる肺炎球菌。
ヒブワクチンと合わせると、細菌性髄膜炎の8~9割を予防することができます。

四種混合

 

<公費対象年齢>

(1期) 四種混合
2ヶ月~7才5ヶ月まで(3ヶ月の誕生日の前日~7才6ヶ月の誕生日の前日まで)

(2期) DT、二種混合
11才~12才11ヶ月まで(11才の誕生日の前日~13才の誕生日の前日まで)

 

四種混合ワクチンは三種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)とポリオ不活化ワクチンの混合ワクチンです。
百日咳の伝染力は強く、成人の間でも流行することがあります。
特に1才以下でかかると重症化しやすい病気ですので、早めの接種をおすすめします。

ロタウィルスワクチン

 ロタウイルスのワクチンは口から飲む生ワクチンです。ロタリックス®(1価)とロタテック®(5価)の2種類があります。いずれもウイルスの毒性を弱くしたロタウイルスが用いられています。ワクチンには甘い味がついていて、赤ちゃんでも飲みやすくなっています。両ワクチンとも全てのロタウイルス胃腸炎を約80%予防し、重症のロタウイルス胃腸炎に限ると、その予防効果は約95%です。両ワクチンの予防効果に明らかな差は認められていません。

<標準的なスケジュール>

ロタリックスは生後6~24週に4週間以上の間隔をあけて2回、ロタテックは生後6~32週に4週間以上の間隔をあけて3回接種します。

  • 初回接種は生後14週6日までに受けることが推奨されています。
  • 生後2か月から、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎ワクチン、四種混合ワクチンと一緒に接種していくのがおすすめです。
  • ロタウイルスワクチンは飲むワクチンのため、授乳直後に接種すると赤ちゃんが飲まなかったり、吐いたりすることがあります。そのため、予約時間の1時間前までに授乳をすませてから来院するようにしてください。また、接種後も吐き出さないよう、30分位授乳を控えてください。

副反応

ワクチン接種後、嘔吐、下痢などの胃腸炎症状が5%未満のお子さんにみられますが、いずれも軽症であり、特に治療を要することはありません。注意が必要なのは数万接種に1例程度、特に1回目の接種後の一定期間(初回接種後7日以内が多い)に腸重積症の発生が多くなると報告されています。腸重積とは腸と腸がはまりあう病気です。接種後特に7日以内に、機嫌が悪い、激しく泣く、機嫌が良かったり悪かったりを繰り返す、嘔吐、おなかが膨れる、便に血が混じったりする場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。この頻度は、2つのワクチンの間に差はないと報告されています。

 

毎年、冬から春にかけて流行がみられるロタウィルス。
ロタウィルスは、初感染時に重症化しやすいことが知られており、発症すると激しいおう吐や下痢を繰り返すため、水分補給が十分にできず、気づかないうちに脱水症状になってしまうことがあります。特に赤ちゃんが重症化しやすいといわれています。

 

BCG

<対象年齢>

生後11か月(1歳の誕生日の前日)まで

(標準期間 5か月から7か月(8か月の誕生日の前日))

<接種回数> 1回

接種の方法は、管針式(スタンプ式)といって管に細い針がついたものを上腕の2か所に押し付けて接種し、乾燥させます。

 

結核は結核菌によって起こる慢性伝性病で、一般に肺に起こる肺結核が知られています。日本では現在でも毎年2万人以上の結核患者が発生しています。また、乳幼児が肺結核に感染すると、粟粒結核や結核性髄膜炎などになり、重い後遺症を残すことがあります。乳幼児期早期に牛型結核菌を弱めたワクチン(BCG)を接種しておくと、成人に対する肺結核の発病予防効果は50%、小児の結核性髄膜炎や粟粒結核の発病防止に対しても高い有効性が報告されています。

 

MR

<公費対象年齢>

(1期)
1才の誕生日の前日~2才の誕生日の前日まで

(2期)
小学校入学の1年前(4月1日)~前日(3月31日)まで(年長の学年にあたる者)

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MRは麻しんと風しんの混合ワクチンです。
麻しん(はしか)ウィルスは、感染力がたいへん強く、気管支炎、肺炎、脳炎などの重症の合併症を引き起こすウィルスです。
風しんウィルスは、麻しん(はしか)ほどではありませんが、伝染力が強く、急性の発熱と発疹を起こす病気です。妊娠初期の女性がかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。 

  • 特別接種のお知らせ 
    麻しん風しん混合の回数不足分
     八王子市に住民登録がある18歳11か月(19歳の誕生日の前日)までの方を対象に、麻しん風しん混合定期予防接種の回数不足分について無料の特別接種を実施しています。この接種には、『麻しん風しん混合特別接種申請書』が必要です。事前に八王子市保健所保健所健康政策課042-645-5102お申し込みください。 

 

 

日本脳炎

<1期の標準的なスケジュール>

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(1期)
3才~7才5ヶ月まで(3才誕生日の前日~7才6ヶ月の誕生日の前日まで)
(2期)
9才~12才11ヶ月まで(9才の誕生日の前日~13才の誕生日の前日まで)

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     *海外渡航などで3才未満でも、生後6ヶ月を過ぎれば接種は可能です。3才未満で接種を希望される場合、直接ご相談ください。

日本脳炎ウィルスは、日本、フィリピン、インドなど東南アジアで流行している病気です。
蚊を介して、日本脳炎ウィルスが人の体の中に入って感染します。感染すると、100人~1000人に1人が脳炎を発症し、障害や死亡の原因となる病気です。

 

  • 特別接種のお知らせ
    日本脳炎を受けられなかった方の回数不足分の定期予防接種 
    (事前手続き不要)。
    対象:平成16年(2004年)4月2日~平成19年(2007年)4月1日生まれの方。20歳になる(20歳の誕生日の前日)までの期間に全4回のうちの不足分の接種が受けられます。
      
     

水痘(水ぼうそう)

<標準的なスケジュール>

<公費対象年齢>
1才~2才11ヶ月まで(1才の誕生日の前日~3才の誕生日の前日まで)

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水痘は、水痘帯状疱疹ウィルスによっておこる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染によって広がります。
感染力が強いため、多くの場合はそれほど重くはなりませんが、脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症などの合併症がおこることがあります。
日本では、1年間の間に、20人ぐらいの方が亡くなられていると推計されています。

子宮頸がん(HPVワクチン)

  • 電話または受付で予約が必要です。
  • 接種後30分間、院内で経過観察します。
  • お子様の体調をよく把握している保護者様の同伴をお願いします。

<公費対象年齢>
小学校6年生の年度の初日(4月1日)~高校1年生の年度の末日(3月31日)まで (標準として中学校1年生)

 

キャッチアップ接種のご案内:積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方(平成9年度(1997年度)生まれ〜平成19年度(2007年度)生まれの女子)は、令和4年(2022年)4月~令和7年(2025年)3月まで無料で接種を受けることができます。

 

海外ではHPVワクチンによる効果が続々と報告されています。ワクチン接種後に、注射部位に限らない激しい痛み(関節痛、筋肉痛、皮膚の痛み等)、しびれや脱力等があらわれ、長期間症状が持続するとの報告があります(1.5件/10万回接種)。ただ、このような症状はワクチン接種と関係なく思春期の女の子に見られることが最近の研究で分かっています。万が一重篤な症状が出た場合には、適切な診療が可能な医療体制が整っています。(子宮頸がん;ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こります。20~30歳代の女性に増えており、年間約1万人がかかり、毎年約2800人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。若い女性のがんでは、乳がんよりも多くなっています。若い女性でも罹るがんのため、発症年齢が出産や働き盛りの年齢と重なることもあり、治療によって命を取りとめても女性の人生に大きな影響を及ぼすことが多い疾患です。子宮頸がんの予防方法には、10代からのワクチン接種と20歳になってからの定期的な検診があります。)
 * シルガード®9 (9価ワクチン)(自費)をご希望の方はお問い合わせください。
    * 注射時の痛みを軽減するするために「エムラパッチ®(外用局所麻酔剤)」を採用しております。接種前に1時間貼付することで注射時に痛みを軽くできます。ご希望の方は、お問い合わせください。 1枚 ¥400です。(尚、エムラパッチ®︎のみの販売はしておりません)

<HPVワクチン お役立ちサイト>

・みんパピ!

・東京小児科医会・東京産婦人科医会によるHPVワクチンリーフレット

 

B型肝炎ワクチン

<標準的なスケジュール>

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<対象年齢>
生後2ヶ月~11ヶ月(1才の誕生日の前日)まで

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  • 特別接種のお知らせ
    B型肝炎の回数不足分について
     八王子市に住民登録がある1歳から2歳11か月(3歳の誕生日の前日)までの方を対象に、不足分について無料の特別接種を実施してい
    ます。事前の手続きは不要です。

※法定期間外の場合は有料となります。その場合は事前にお問い合わせ下さい。

任意接種

おたふくかぜ

  • おたふくかぜ特別接種
      八王子市に住民登録がある1歳(1歳の誕生日の当日から2歳の誕生日の前日)と小学校就学前1年間(年長相当)の方は、特別接種(無料)で受けることができます

  • 自費接種の場合【1回 5,500円】 
  • 接種時期と受け方:1才~
    1回目の接種の後、4~5年後に 2回目を接種すると、しっかりと抗体がつくといわれています。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、おたふくかぜウィルスが原因でおこり、無菌性髄膜炎、難聴、脳炎など多くの合併症を引き起こします。重度の難聴の原因となる場合もあるため、接種をおすすめしています。

B型肝炎ワクチン

  • 自費接種【1回 5,500円】
  • 接種時期と受け方:接種は生後2ヶ月を過ぎればどの年齢からも開始できます。
    ※生後11ヶ月(1才誕生日の前日)までは、公費になります。
     (定期接種→B型肝炎ワクチンをご覧ください)

<標準的なスケジュール>

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B型肝炎ウィルスは、人の肝臓に慢性の感染をおこし、肝炎や肝硬変などを発症するウィルスです。
感染は、主にB型肝炎ウィルスを含む血液や血液成分を介して行われるといわれています。
母親がウィルスの保有者である場合に妊娠中や出産時にウィルスに感染したり、医療現場の針刺し事故や性行為による感染が広まっています。 しかし、子どもの場合には原因不明のことも多いとされます。

 

インフルエンザワクチン

  • 任意接種
  • 接種期間:毎年 10月中旬~12月
    (予約がいっぱいになり次第終了です)
  • 対象年齢:生後6ヶ月から
  • 接種回数:6ヶ月~12歳まで…2回接種
        :13歳以上…1回接種
    ※大人に比べ、子どもは抗体がつきにくいので、小学生以下の子どもたちは2回接種が推奨されています。
  • 接種間隔

<標準的なスケジュール>

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毎年冬に流行が起こるインフルエンザ。伝染力が強く肺炎、気管支炎のほか、 脳症、中耳炎などの合併症を併発して、重症になることも稀ではありません。
インフルエンザワクチン接種によって、インフルエンザが発症しにくくなる、 あるいは発症後の重症化を抑えることができると言われています。
尚、予防接種の効果は、接種後2週間ぐらいから効果がではじめ、5か月程度続きます。
インフルエンザの流行の時期に合わせ、12月中ごろまでに接種されるとよいですね。

 

 

三種混合

学童期以降の百日咳予防目的で推奨されています。

  • 自費接種【1回 4,500円】

<対象年齢>

5歳以上7歳未満;就学前児の百日咳抗体価が低下していることを受けて、就学前(4種混合ワクチン4回目から6か月以上あける)の追加接種

11歳~12歳;百日咳の予防を目的に、2種混合の代わりに3種混合ワクチンを接種 

  • 百日咳について;近年、小中学校などで百日咳の集団感染や大人の感染が見受けられます。4種混合ワクチンを4回接種済みの小児でも発症しており、接種後数年で抗体価が低下することが分かってきました。抗体価の低下している年齢層の児童が感染することで、その弟や妹にあたる乳児の感染リスクを高めると考えられております。乳児が感染すると、無呼吸発作、けいれん、脳症など重篤になることがあり、特に生後6か月未満では死に至る危険の高い疾患です。赤ちゃんを守るためにも接種をお勧めします。 

 

 

 

ポリオ

学童期以降のポリオ予防目的で推奨されています。

  • 自費接種【1回 9,000円】

<対象年齢>

5歳以上7歳未満;ポリオに対する抗体価が減衰する前の就学前に接種

 

 

 

大人の風しん対策の予防接種

先天性風しん症候群対策麻しん風しん混合特別接種

妊娠中の女性の風しん感染予防を目的として、次の対象者に無料の先天性風しん症候群対策麻しん風しん混合特別接種を実施してい
ます。ただし、風しんの第5期の定期接種対象者は除く。
【対象者】次の①~③でかつ④に該当する方(妊娠中の方は接種不可)
① 八王子市に住民登録がある19歳以上の方で、妊娠の予定もしくは希望する女性
② ①の同居者で、八王子市に住民登録がある19歳以上の方
③ 妊娠されている方と同居している、八王子市に住民登録がある19歳以上の方(母子手帳をご提示ください。)    
④ 風しん抗体検査の結果、抗体価が十分でないと判定された方
事前に申込みが必要です。詳しくは市のホームページをご覧ください。また、予防接種を希望する上記の対象者①~③のうち、風しん抗体検査を受けたことがない方に対して、無料で風しん抗体検査を実施しています。詳しくは保健所保健対策課(☎645-510
2)にお問合せください。

 

 

風しんの追加的対策に伴う風しんの第5期の定期予防接種

 昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日の間に生まれた男性のうち、風しん抗体検査の結果、十分な量の風しん抗体がないと判明した方を対象に風しんの第5期の定期予防接種を実施しています。対象者は無料で予防接種を受けられます。

 

その他

予防接種についてのお問い合わせは 八王子市保健所 健康政策課 ☎ 645-5102 まで。

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